偏差値35でもわかるカタンのルール

 

 カタンやりましょうカタン

 

<注意>

・カタソ(ttp://tkmax.github.io/tkmonline/)を使います

・用語がちょいちょい違いますが、カタソに準拠します

・ルール知らない人向けの記事なので中級者以上のツッコミは禁止です

 

<ルール>

カタンの開拓者たち」というゲーム名の通り、開拓していくゲームです。

 ゲーム画面はこんな感じ(タイルの配置や数字はランダム)

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・3人または4人用のゲームです

・はじめに10点取った人が勝ち

・家(開拓地)を建てたら1点、家を街(都市)にしたら更に+1点もらえます

・家を新しく建てるには直線の道が2つ必要

・家や街を建てるには資源が要ります(何の資源が必要かは後述)

  誰かがダイスを2つ振って出た目の合計のタイルに家を建てていると1つ、街を建てていると2つ資源がもらえます。誰がダイス振っても同じです。

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  例えば茶色の5、グレーの8、黄緑の10のところに家を配置していた場合、5が出れば(茶色)、8が出れば(グレー)、10が出れば(黄緑)がもらえます。

 

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 この図の場合、6を出せば赤と青のプレーヤーは2人ともをもらえます。

 

 10点集めたら勝ち
→10点集めるには家や街を作る必要がある
→家や街を作るために資源を手に入れる

 って感じです。

 

<初期配置について>

 最初に家と道を2つずつ配置することができます(つまりこの時点で2点)。初期配置から資源を手に入れ、家や街を建てていくため、この初期配置はめちゃくちゃ重要です。

 3人でやる場合は、1番目の人が家と道を配置→2番目→3番目→3番目→2番目→1番目、4人でやる場合は1→2→3→4→4→3→2→1という順番に配置していきます。また、2回目に置いた時、そこの資源をもらうことができます。よほど偏ってなければ3番目が一番強いと僕は思っています。

 

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 実際にやってみるとこんな感じ。

 2回目に9411のところに置いたので、そこの資源がもらえています。

 ちなみに他の人の資源は何があるか見えないようになっています。

 (ログが残るのでわかるっちゃわかる)

 

 

<初期配置と資源>

 必要な資源は下の図の通りです(カードは後述)

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 正直、ルールを覚えても何回かやらないとどこに置くべきかわからないと思います。初期配置はタイルや戦術、好みで変わるので、ルールと勝ち方を覚えるために置くべきタイルを説明します。

 まず、の強い目(5,6,8,9)は欲しいです。道以外全てに使いますし、基本的に余りません。も欲しいですが、どちらか一方が出やすい目であれば大丈夫です。チュートリアルとしてやる分には必須ではないので、取れたらラッキーくらいで。またどの戦術にも言えることですが、無理して5色取るよりもそこそこ出やすい目が3,4色ある方が強いです。

 

<貿易について>

 海外貿易と国内貿易があり、海外貿易は自分の同じ資源4つと好きな資源1つ、国内貿易はプレーヤー間で好きなように交換できます。例えば先程の初期配置の場合、赤のプレーヤーはを、青のプレーヤーはを手に入れられないので、交換したらお互い得です。

 ゲーム画面ではこんな感じです。出す資源と求める資源を選んだら、交換を提案するプレーヤーの色の[提案]をクリックします。

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<港について>

 外側の○から2本の線が伸びているかと思います。ここのどちらかに家を建てると海外貿易のレートが下がります。白○は4:1から3:1になり、図のように特定の資源の○は2:1で交換できるようになります。港は強いので取り得です。

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 <盗賊とバースト>

 もし誰かが7を出した場合、バーストと言って手札が8枚以上ある人は手札を半分になるよう捨てなければいけません。これは防ぐ手段がないので、手札は7枚以下に抑えたいです。

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また、盗賊を動かすことが出来ます。

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 例えば青のプレーヤーが7を出し、初期位置からの9に移動させた場合、赤と黄色のプレーヤーどちらかから資源を一つランダムにパクることができ、しかも赤と黄色のプレーヤーは9を出してもを手に入れることができなくなります。

 

<カードについて>

カードは全部で25枚あり、内訳は以下のようになっています。

騎士(14枚):盗賊を移動させます
得点(5枚):1点入ります
収穫(2枚):好きな資源2つ手に入ります
街道(2枚):道を2つ作れます
独占(2枚):指定した1つの資源を全プレーヤーから回収できます

 

 カードは1ターンに何枚でも購入出来ますが、使えるのは次のターンからで、使えるのは1ターンにつき1枚です。騎士カードはダイスを振る前に使うことが出来るので、自分の家に隣接したタイルに盗賊がいる場合は、騎士カード使ってからダイス振りましょう。

 

 

<得点について>

 点を得る方法としては、家や街を建てるほかに、上記の得点カードを手にすることと、騎士賞(最大騎士力)と道賞(最長交易路)があります。

 騎士賞(2点)は最初に3回騎士カードを使った人が手にします。しかし誰かが4回目の騎士カードを使ったらその人に騎士賞は移り、5回使ったらさらに奪い返せます。

 道賞(2点)は最初に5本道をまっすぐ繋げた人が手にします。これも騎士賞と同じく、取り返すことは可能であり、そのたびに点数は上下します。

 騎士賞/道賞どちらも取らずに10点行くのはほぼ無理なので、せめてどちらかは取るようにしましょう。

 

<ゲームの流れ>

 初期配置

①ダイスを振る(騎士カードがあるなら先に騎士カード使っても良い)

②資源があるなら家や街を建てたり、カードを買ったりする。ないなら貿易とか。

③することなければターン終了

 この繰り返し。

 最初のうちはすることあまりないと思います。

 

 <戦術的なアレ>

 大きく分けると、家と道をどんどん繋げていき道賞を取る戦術と家を街にしてごっそり資源を取る戦術、カード戦術の3種類があります。便宜上、家型、街型、カード型と言いますが、カード型は初心者には勧めないので街型に統合する感じで書きます。また、他にも細かい戦術があるのでそれは後述します。

 

 の出やすい目が取れるなら家型を目指します。家型のメリットとしては、色々なところに家を立てていくので色々な資源が取りやすくなることです(港も取りやすい)。デメリットとしては、後半にが不足しがちで点数が伸び悩むこと、目立つので潰されやすくなること、道賞の取り合いになると不毛って点です。家型は街2、家4、道賞で10点行くことが多いのではないでしょうか。

 の出やすい目が取れるなら街型を目指します。街型のメリットとしては、カードを引けるので盤面のコントロールがしやすいこと。家型ではが不足しがちなので貿易で優位に立てること。デメリットは、3つ目(初期配置以外)の家を建てるのが大変で、港が取りづらいこと。盗賊の被害が大きくなること。街型は街3、家2、騎士賞or街3、得点2、騎士賞で勝つパターンが多い気がします。

 

 だいたいこんな感じです。

 僕も全然うまくないのでとりあえず一緒にやってみましょう~